福山市民は知っておきたい福山大空襲(昭和20年8月8日22時25分)

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こんにちは!チェック社長こと、サンモルトの小川真平です(*^^)v

今週は戦争や平和についての内容が多いですが、これも地域にとっては欠かせないことなので触れていきます。

69年前の今日、福山市では福山大空襲がありました。

この事実と歴史が風化されないよう、今日はこの福山大空襲についてお話していきましょう。

福山大空襲とは

福山大空襲があったのは昭和20年(1945年)8月8日ですが、すでに昭和20年(1945年)3月頃より艦上戦闘機によって大津野村の海軍航空隊への機銃掃射が繰り返されていたそうです。

昭和20年(1945年)7月31日夜。B29が一機飛来し、空襲予告ビラ約6万枚を散布。

Firebombing_leaflet

福山に投下されたビラ(実物はA5サイズだそうです)。

このビラは伝単(でんたん)と言い、昭和20年(1945年)7月27日から8月4日の間に3種類のビラが日本の32都市に約198万枚がまかれ、16の都市が空襲にあいました。

さきほどのビラの裏面には警告文が記載されていました。

(以下、転載)

日本國民に告ぐ

 あなたは自分や親兄弟友達の命を助けようとは思いませんか。助けたければこのビラをよく読んでください。
 数日の内に裏面の都市の内、全部もしくは若干の都市にある軍事施設を米空軍は爆撃します。
 この都市には軍事施設や軍需品を製造する工場があります。軍部がこの勝目のない戦争を長引かせる為に使う兵器を米空軍は全部破壊しますけれども、爆弾には眼がありませんから、どこに落ちるか分かりません。
 御承知のように、人道主義のアメリカは罪のない人達を傷つけたくありません。ですから、裏面に書いてある都市から避難してください。
 アメリカの敵はあなた方ではありません。あなた方を戦争に引っ張り込んでいる軍部こそ敵です。アメリカの考えている平和というのは、ただ軍部の圧迫からあなた方を開放する事です。そうすればもっとよい新日本が出来上がるんです。
 戦争を止める様な新指導者を立てて平和を回復したらどうですか。
 この裏に書いてある都市でなくても爆撃されるかもしれませんが、少なくともこの裏に書いてある都市の内、必ず全部もしくは若干は爆撃します。
 あらかじめ注意しておきますから裏に書いてある都市から避難してください。

(以上)

戦争に引っ張りだしたのはあんたらやんけ!と、ツッコミどころ満載の内容です。

軍事施設や軍需工場を攻撃しますよ、と言いながら「爆弾には眼がない」と言い訳がましいことを書いてます。

実際、中心市街地周辺から爆撃を行い、逃げ場をなくした上で中心市街地を無差別爆撃するというのが米軍常套手段でした。民間人を狙った爆撃です。「人道主義」が聞いてあきれます。

福山大空襲の被害

昭和20年(1945年)8月8日22時25分。10機の先導機を含む合計91機のB29が襲来し、1時間10分にわたり556トンの焼夷弾を投下。福山市街は焦土と化しました。(この時、福山城の天守も焼失)

当時の福山市の人口が58,745人。世帯数が13,671戸。内、犠牲者が354名、重軽傷者864名、焼失家屋10,179戸、被災人口が47,326人と実に市民の81%が被災したわけです。

罪のない一般市民の方々が犠牲となりました。

これが福山大空襲の全容です。

中学校では校長先生が実際目の当りにした体験を話をしてくれました。僕の祖母も市街地が火に包まれているのを見たそうです。祖父は戦地に赴いていました。

次の世代へ…

何度も言いますが、戦争はいけないことです。(当たり前ですが)でも、それは自国がそういった考えでも他国には関係のない場合もあります。(現に、世界の各地では紛争が絶えない)

日本の周辺が「日本のような国」であれば問題ないのですが、軍備拡大、海洋進出を狙っている国があるのは紛れもない事実です。

だからこそ「どうすれば平和を維持できるか」を考えんといけませんね。そして行動すること。

単に「ひどいことしやがって!」と思わせるためにこうやって福山大空襲について書いたわけではありません。そこからは何も生まれない。

実際に起こった事実、歴史。

家族をそして、日本という国を守ろうとした先人たちが居たこと。そして、焼け野原になった福山市をみごと復興させた方々が居たということを忘れてはいけないですよね!

今自分がこうして在ることは先祖や先人たちのおかげ以外の何物でもありません。

それは先人たちが「次世代に繋ぐために」様々なことをしてくれたから。
今の時代を生きてる日本人がちゃんとせんとね!

以上、チェックでした!

広島カープ

8月7日(木)の試合結果
広島 6-2 中日

昨日の先発は戸田。

前回、前々回とリードをもらって失点するパターンが多いような
気がしたけぇ、4点リードをもらった後の4回裏。

連打を浴びてノーアウト1塁、3塁のピンチを招くも、その後は
連続三振を含む3人斬りで無得点に抑える。
この回を無得点に抑えたんが大きかったね!

戸田は6回1/3を投げて2失点の好投!
先発としての能力が開花しつつあるか!?今後に期待!

打線は3回に會澤、田中の2本のソロホームランの後、
菊池、丸の連打で1アウト1塁、3塁のチャンスを作る。

打席に入ったのは調子が今一つのエルドレッド。
ここでキッチリ犠牲フライを放ち最低限の仕事をする。
7回にはタイムリーも飛出し、ひと安心…か?

その後、キラが犠牲フライを放ちこの回2点追加。
やはり4番、5番が機能すると点が入る。

今日からは阪神と三連戦!
先発はエースマエケン。しっかしほんま雨男じゃな~
(今日は京セラドームじゃけ試合には関係ないけど)

後半戦はまだ一度も初戦を取れてないけぇ、今日は取りたい!
マエケンはもちろん、打線、頼む!

今日も勝つで!

ほいじゃあ、また!

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チェック社長(小川真平)

代表取締役株式会社サンモルト
1981年、広島県福山市鞆町生まれ。地元を中心にプロパンガスの販売、住宅リフォーム、ペレットストーブの販売を行う傍ら、地元を元気にする活動を展開中。毎月第4日曜日に鞆町の沼名前神社で開催しているとも・潮待ち軽トラ市(鞆の採れたて朝市)。「火育マイスター」として、火を通じて子ども達のココロと生きる力を育む火育活動。住宅リフォーム大学の講師。鞆町の空き家再生プロジェクト。福山南部の未来を創る会所属。これらの活動を通じて地域から日本を元気にする。

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