地域活性化という言葉が嫌いです

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こんにちは!チェックです。

タイトルを見て
「こいつ、何言うとん!?」
って思いました…よね?

軽トラ市やこんなブログを書いておきながら、
“地域活性化という言葉が嫌い”ってどうゆうこと?

もちろん、理由があってこそのタイトルです。

正しくは、
「”地域活性化という言葉だけ”で片付ける」
のが嫌ってこと。

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地域活性化のゴールとは?

「地域活性化」
どこでも聞くフレーズです。

軽トラ市も地域活性化のために立ち上げました。

でも、軽トラ市を始めてからしばらくして、
一つの疑問を抱え、今でも抱えてます。それはなにか。

「どんな状況を地域活性化と呼ぶのか?」

元気にする、盛り上げる。
とっても良い言葉で、僕も好きなのですが、
では、それをどうやって測るか。

…測れないんですよね。

ブータン王国で注目を浴びるようになった
「国民総幸福量(GNH)」

日本国内でも「幸福度」という視点で
調査・分析した「47都道府県幸福度ランキング」
というものがあります。

こうして数値化すれば測ることができますが、
これを地域の人が実感できるかどうか。

ちなみにこの幸福度、我が広島県は18位。
1位福井、2位富山、3位石川…47位大阪。

“数字で測れる活性化”とは、

雇用が増えることなのか?
人口が増えることなのか?
子どもの数が増えることなのか?
生産年齢人口が増えることなのか?
企業の売上があがることなのか?
黒字の企業が増えることなのか?
観光客が増えることなのか?

その他にも色々ありますよね。

ただ、
自分たちの活動が“どこを目指しているのか”
を明確にする必要がある。

決して”活性化という言葉”だけで
片付けちゃいけんし、甘んじでもいけん。

僕が言いたかったのはここです。

活性化とは0から1を生み出すことではない

地域活性化の”活性化”という言葉。
辞書で調べたらこう書いてあります。

活性化とは…
使われていなかったものに刺激を与え、
使われるようにする様子を表す。

そう、0から1を生み出すことではなく、
今ある”資源”をどう”活かす”か。

地域活性化というのは一時の盛況ではなく、
継続したモノにならないといけない。

そして、結果を生み出さないといけない。

もちろん、
活動や運営、イベント自体が楽しくないといけんし、
そんな数字的な結果ばかり追い求めていても楽しくない。

楽しいのが一番!
でも、”楽しいだけ”でもダメってこと。

結構酷なコトを言っとるけど、
ここは念頭に置いとく必要があるし、
しっかりとゴール(結果)も追求していきたい。

今は答えが出ずとも、考え続ける。きっとそれが大事。

軽トラ市で目指す地域活性化とは?

古い町並み、歴史が残る鞆という”資源”を活用する。

まずは地元の方に足を運んでもらい
“鞆の朝市”として地域に根付かせる。

高齢化、過疎化が進む鞆において、
月に1度開かれる朝市に足を運ぶことで、
交流し、楽しみ、長生きする人が増えてほしい。

人口の減少は止められないけど、
元気な高齢者が増えることで”抑制”はできる。

鞆の朝市として根付いた後は、
町外、市外、県外の方にも足を運んでもらう。

軽トラ市が鞆に足を運ぶキッカケとなり、
午前は軽トラ市、午後は鞆を散策してもらう。

散策しながら、昼食、カフェ、地元の商店に
立ち寄ってもらい、地域にお金を落としてほしい。

鞆が起点となり、福山、広島の魅力を高める。

まだ妄想の域は出ませんが、
しっかりとしたビジョンとゴールを持って
仲間と共に活動し続けます。

以上、チェックでした。

共に地元を元気にしよう!

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チェック社長(小川真平)

代表取締役株式会社サンモルト
1981年、広島県福山市鞆町生まれ。地元を中心にプロパンガスの販売、住宅リフォーム、ペレットストーブの販売を行う傍ら、地元を元気にする活動を展開中。毎月第4日曜日に鞆町の沼名前神社で開催しているとも・潮待ち軽トラ市(鞆の採れたて朝市)。「火育マイスター」として、火を通じて子ども達のココロと生きる力を育む火育活動。住宅リフォーム大学の講師。鞆町の空き家再生プロジェクト。福山南部の未来を創る会所属。これらの活動を通じて地域から日本を元気にする。

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