「鞆町や田尻町の活性化」について福山市立大学の4年生が来訪~資源を活かせる「人(仲間)」をいかに集めるか

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こんにちは!チェック社長こと、サンモルトの小川真平です(*^^)v

2週間前の金曜日(17日)にブログを通じてメッセージが届きました。

タイトルに「田尻・鞆の活性化に関する取材ご協力のお願い」と書かれたメッセージは、福山市立大学、都市経営学部4年生の男の子から。

現在、大学の卒業論文で「鞆町の田尻町の活性化」について研究しているとのこと。

生まれ育ったのは福山市田尻町。田尻町は杏(あんず)、菜の花、海の幸など魅力的な観光資源があるのにも関わらず、福山市内でもあまり認知されていないような現状がある。

そんな田尻町をより多くの人に知ってもらいたいと感じ、現在、大学にてまちづくりや地域活性化について研究しているとのこと。そして、卒業論文では「鞆広域生活圏活性化における田尻地区の可能性について」というテーマで、それを実現すべく構想を描くというもの。

そんな中、鞆の活性化についての実際の状況や、田尻町についての考えを教えてほしいので、一度伺わせてほしいとの内容でした。

こういった相談は大歓迎!少しでも、地域の未来を担う若者のお手伝いができればと意見交換をしました。

大学4年生との意見交換

鞆の現状については人口動態や高齢化率など、実際の資料を交えて。その後は様々な質問に答えていく1問1答方式に。卒業論文の具体的構想はすでに決まっており、後は肉付けしたり、さらにアイデアを飛躍させるために様々な情報を収集しているような状況。地元田尻町をベースに、鞆の浦とを結ぶ拠点づくり。そこには田尻町の魅力も付加されている。ざっくり言うとこんな感じの構想でした。

約1時間の情報交換を終えた後、最後にこう聞かれました。

「鞆がどんな風に活性化したらいいと思いますか?」

この質問に正直詰まってしまった。観光資源、高齢化に対応したまちづくり、子育てしやすい町、雇用の問題・・・これらをどう生かすか、どう活用するかが焦点になってくると思うのですが、答えが出せない。

だからこそ、軽トラ市や空き家再生など、自分達のできることからやっているのが現状。何もしなければ、何も始まらない。水が滞れば濁るように、無変化は衰退を意味し、現状を維持するにも、何かしらの”働き・行動”は必要になる。

「資源」だけでは足りない

地域には様々な魅力や資源があると言われます。けれど、資源は活用してこそ、その本領を発揮する。石油(原油)という資源も、活用(精製)されることで、ガソリンになり、ガソリンによって車が動き、僕たちの生活や経済に活用される。

となると大事なのは資源よりも、その資源を人の手によって、どんなモノに変化させるか、どんな意味合いを持たせるかが重要なんじゃないかと。

もちろん「地域の資源を活かす」という言葉は良く言われてて、聴き馴染みのあるフレーズです。そして、そこからどうやって活かすか?になりますが、さらにその先。誰が活かすか?続けるか?誰が恩恵を受けるのか?まで、シナリオを描く必要があるのではないか・・・と。

どの資源を、誰がどう活用し、活用し続けることで、何が起こり、誰が恩恵を受けるのか。

先ほどの石油のたとえに当てはめると、石油を精製、輸送、貯蔵、販売する人が活用し続けることで、車が動き、我々の生活が便利になる。ちょっと強引ですが、こんな感じ?

これらを踏まえるといかに「活用する人、活用し続ける人」を増やすことができるか。

資源を活かせる「人(仲間)」をいかに集めるか

石油(原油)からガソリンを精製し、車を動かす。灯油を精製し、ストーブに活かし、暖を取る。ナフサを精製し、プラスチックの原料に活かし、器(トレイ)をつくる。活かす人、活かし方が異なれば、活用する媒体も異なり、恩恵を受ける人も変わってくる。

様々な人が関わり、作り上げる。よく「産官学」連携という言葉を耳にします。当初は「産学」連携と言われてましたし、「産官学民」であったり、今となっては「産官学金労言」なんて言葉も出てきて、もう、何がなんやら。ちなみに産=産業、民間企業。官=官庁、市役所など。学=学校、高校、大学。民=民間、地域住民。金=金融、銀行。以下、ややこしくなるので省略。

まぁ、何が何でも連携すればいいってもんじゃないですけどね。身動きが取れなくなりそうです。

「産官学民」が程よいかな、と個人的には思います。ほどよいバランスで。

そんな中、僕が重要視したいのが「学」。学校という意味合いだけじゃなく、学生、若い人の力。有り難いことに、今回のように相談に来てくれる学生さんがいます。そういった学生さんと「関わり続けることのできるプラットフォーム」を整備したい。南部会(福山南部の未来を創る会)みたいな感じで。気軽に若い人が発言できる場、アイデアを言える場。同じ想いで集まれる場。いわゆるコミュニティ。

現状、学生さんと出会うキッカケは多いとは言えない。ただ、今回のようなことを繰り返すことで、何か新たな動きが生まれればと思います。

また、まだ具体的ではありませんが鞆の空き家を活用した「関われる場づくり」も検討中です。あっ!もう一つ具体策の案があった(これは別の機会で)。

同じ志を持つ学生の皆様、若い方、いつでも扉を開けて待ってます!まずは気軽に、雑談しに、うちの会社に来てくれたらと思います。

最後に・・・

こうやって相談に来てくれて、学生に何か伝えるという行為は僕にとってもプラスになります。そして、その出来事をまとめる中で、また新たな発見があったりします。有り難いことですね。

以上、チェックでした!

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広島カープ

「中崎、先発も視野?」

中崎が将来的な先発構想を持つ。「救援は怪我がつきまとうポジション。故障で即引退とならないよう」ということで、先発にも対応できる体力アップを図るとともに、投手としての幅を広げる考え。1年目、2年目は主に先発じゃったのを思い出した。

シーズン終盤は球速など本来の力が発揮できない場面も。シーズンを通したポテンシャルの維持が狙いじゃね!

ほいじゃあ、また!

【クライマックスシリーズ勝敗表(2017年10月24日現在)】

広島 ☆☆
DeNA ☆☆☆☆

※1勝のアドバンテージ含む。4勝で日本シリーズ。

【チーム成績(2017年10月1日現在)】

順位 試合数 勝率 勝差 得点 失点 本塁打 盗塁 打率 防御率
1 143 88 51 4 .633 優勝 736 540 152 112 .273 3.39

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チェック社長(小川真平)

代表取締役株式会社サンモルト
1981年、広島県福山市鞆町生まれ。地元を中心にプロパンガスの販売、住宅リフォーム、ペレットストーブの販売を行う傍ら、地元を元気にする活動を展開中。毎月第4日曜日に鞆町の沼名前神社で開催しているとも・潮待ち軽トラ市(鞆の採れたて朝市)。「火育マイスター」として、火を通じて子ども達のココロと生きる力を育む火育活動。住宅リフォーム大学の講師。鞆町の空き家再生プロジェクト。福山南部の未来を創る会所属。これらの活動を通じて地域から日本を元気にする。

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