こんにちは!チェック社長こと、サンモルトの小川真平(@Shinpei_Ogawa)です(*^^)v
75年前、昭和20年(西暦1945年)8月15日、日本は敗戦しました。
戦勝国である連合軍が日本の戦争責任を問うために開かれた極東国際軍事裁判、いわゆる「東京裁判」。その東京裁判を膨大な記録映像を元に、4時間半強にわたるドキュメンタリーにまとめた映画「東京裁判」が8月上旬にWOWOWで放映されていたので、録画してお盆休みに見ました。
東京裁判とは?
昭和21年(西暦1946年)5月3日から昭和23年(西暦1948年)11月12日にかけて行われた軍事裁判。
連合国によって東京市ヶ谷に設置された極東国際軍事法廷により、東条英機元内閣総理大臣を始めとする、日本の指導者28名を「平和に対する罪(A級犯罪)」「人道に対する罪(C級犯罪)」および「通常の戦争犯罪(B級犯罪)」の容疑で裁いたもの。
「平和に対する罪」で有罪になった被告人は23名、「通常の戦争犯罪行為」で有罪になった被告人は7名、「人道に対する罪」で有罪となった被告人はいない。
裁判中に病死した2名と病気によって免訴された1名を除く25名が有罪判決を受け、うち7名が死刑となった。
東京裁判の違法性
東京裁判の判事、11名すべてが戦勝国側の人間であり、中立国の判事がおらず、勝った側が負けた側を裁く裁判でした。
また、「平和に対する罪(A級犯罪)」「人道に対する罪(C級犯罪)」は、従来の国際法にはない罪であり「事後法の禁止」に抵触します。例えば「歩きたばこ禁止」という法律が定められた時、その時以前にも歩きたばこをしていた者を裁くということ。いわゆる「あと出しジャンケン」です。こんなことは常識的にありえない。
そして、よくA級戦犯、B級戦犯などの呼称で呼ばれ、あたかも「A級が最も悪い犯罪」であるかのように捉えがちですが、上記のことからそれが間違いだと分かります。優劣がないので、a項、b項、c項やA種、B種、C種等の呼び方の方が適切ですね。そもそも、これまでに存在していない、後付けの犯罪です。
このような概略の東京裁判。ドキュメンタリーの東京裁判は4時間半強にも及ぶ大作となっております。なので、全部を紹介しきれないので、その中の5分だけ。2名のアメリカ人弁護人の証言を紹介していきます。
ジョージ・A・ファーネス 弁護人
アメリカ人弁護人、ファーネスは裁判権について、アメリカ人弁護人5名による追加申し立てを提出。
「真に公正な裁判を行うのならば、戦争に関係ない中立国の代表によって行われるべきで、勝者による敗者の裁判は決して公正ではありえない」
ベンブルース・ブレークニー 弁護人
アメリカ人弁護人、ブレークニーは、まず戦争は犯罪ではないと言います。理由は以下の通り。
「戦争に関して国際法の法規が存在していることは、戦争の合法性を示す証拠であります。戦争の開始、通告、戦闘方法、終結を決める法規も、戦争自体が非合法なら、全く無意味です。」
「国際法は、国家利益の追求のために行う戦争を、これまで非合法とみなしたことはない。歴史を振り返ってみても、戦争の計画、遂行が法廷において、犯罪として裁かれた試しは一つもない。我々はこの裁判で新しい法律を打ち立てようとする検察側の抱負を承知している。そういう試みこそが、新しく、より高い法の実現を妨げるのではないか。平和に対する罪と名付けられた素因は、故に当法廷により却下されねばならない。」
「国家の行為である戦争の個人的責任を問うことは、法律的に誤りである。なぜならば、国際法は国家に対して適応されるものであり、個人に対してではない。個人による戦争行為という新しい犯罪をこの法廷が裁くのは誤りである。」
「戦争での殺人は罪にならない。それは殺人罪ではない。戦争が合法的だからです。つまり、合法的な人殺しなのです。殺人行為の正当化です。たとえ嫌悪すべき行為でも、犯罪としての責任は問われなかったのです。キット提督の死が、真珠湾爆撃による殺人罪になるならば、我々は広島に原爆を投下したものの名をあげることができる。投下を計画した参謀長の名も承知している。その国の元首の名前も我々は承知している。彼らは殺人罪を意識していたか。してはいまい。我々もそう思う。それは彼らの戦闘行為が正義で、敵の行為が不正義だからではなく、戦争自体が犯罪ではないからです。」
「何の罪科で、如何な証拠で、戦争による殺人が違法なのか。原爆を投下した者がいる!この投下を計画し、その実行を命じ、それを黙認したものがいる!その人たちが裁いている。」
このくだりは、現在日本で発行されている速記録には「以下、通訳なし」として印刷されていない。
日米弁護人の裁判管轄権に対する、真正面からの異議に対し、ウェッブ裁判長は言葉少なに「却下」を申し渡した。「理由は将来宣告する」として明らかにされておりません。
まとめ
「戦争は合法的」「合法的な人殺し」という部分に違和感を感じる方がいるかもしれませんが「当時はそうだった」のが事実です。戦国時代の織田信長、豊臣秀吉、徳川家康らを犯罪人として扱っていますか?
15世紀半ばから17世紀半ばのスペイン、ポルトガルによる各国への侵略、植民地支配。その後、オランダ、イギリス、フランスが続き、19世紀半ばにはイギリスが覇権を握る。アジア諸国も、イギリス、フランス、オランダ、スペイン、アメリカなどにより次々と植民地支配が進んでいきます。アジアで唯一、植民地化に抗ったのが日本でした。
まさに侵略の時代、戦いの歴史です。当時「戦争が悪いこと」であれば、それはどの国にも言えることです。誤解ないように付け加えると、戦争をよしとしているわけではありません。そういった時代背景だったという事実を述べているだけです。それを負けた「日本だけ」に押し付けるのは、いかがなものか?
これらを踏まえた上で、よく言われる「日本が悪い事をした」を考えてみると、また違った視点で歴史が見えるのではないでしょうか?
では、また明日!
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2020年8月16日(日)の試合結果
広島 2-2 阪神
先発の遠藤は初回、味方のエラー、ヒット、四球で満塁のピンチを招くと、ゲッツーの間に1点、さらにタイムリーを浴び2点失う。それでも、それ以降は立ち直り、6回2失点(自責点は0)と試合を作る。
打線は6回に鈴木誠也のスリーベースから松山のタイムリーで1点返し、8回はワイルドピッチで1得点、同点に追いつく。
その後、薮田、塹江、フランスアと中継ぎ陣が無失点で凌ぐも、打線にあと一本が出ずドロー。初回に攻めきれんかったんが響いたね。
投手陣の調子が上向いているだけに、打線の援護がほしいね。
ほいじゃあ、また!
【チーム成績(2020年8月16日現在)】
順位 | 試合数 | 勝 | 負 | 分 | 勝率 | 勝差 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
6 | 48 | 19 | 24 | 5 | .442 | 7.5 | 212 | 223 | 49 | 21 | .272 | 4.21 |
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チェック社長(小川真平)
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