こんにちは!チェック社長こと、サンモルトの小川真平です(*^^)v
二日目、2月18日(土)から我が地元福山市鞆町では「鞆・町並ひな祭り」が開催中です。
各ご家庭でもひな人形を飾る準備、もしくは飾り終えたご家庭も多いのではないでしょうか?皆さん、どのようにお雛様を飾りますか?一般的には並べ方の説明書的なものを参考にしながら飾ると思います。その場合は、我々から見て右側に女雛(めびな)、左側に男雛(おびな)が一般的ではないでしょうか?
しかし、鞆町のひな人形の飾り方は違います。
我々から見て右側に男雛、左側に女雛を飾ります。この飾り方が昔からある、本来の飾り方です。
そこで今回から2回に分けて、鞆の浦歴史民俗資料館の通堂館長のお話を元に「お雛様の本当の飾り方」についてお話していきます。
前編は「男雛と女雛の飾り位置」から日本、そして西洋の礼法・儀礼について触れていきます。
なぜ、男雛と女雛の飾り方が逆になったのか?
元来は我々から見て右が男雛、左が女雛だったのに、なぜ逆になってしまったのか?それは昭和天皇皇后両陛下の結婚式に由来するそうです。
その時、西洋式(国際儀礼)にならって我々から見て左に昭和天皇が左、右に香淳皇后が並ばれた。これを見た「日本人形協会(・・・だったはず)」がひな人形の飾り方について、これに倣(なら)ったそうです。ちなみに、皇室では明治時代から公式行事などで国際儀礼は取り入れられていました。協会の意向で一気に拡がってしまった、そんな感じでしょうか。
西洋では右上位(みぎじょうい)がマナーとなります。英語で右は「Right(ライト)」、正しいという意味の英語も「Right(ライト)」ですので、何か関係あるのかもしれません。
日本では左上位(ひだりじょうい)が伝統礼法です(これについては後述します)。
この時注意したいのが、我々目線での「右、左」はなく、相手(当事者)からの目線となります。ですので、上の写真は左に香淳皇后、右に昭和天皇となり日本の伝統礼法「左上位」とは逆になるわけです。
我々から見た相手の目は「右目」でも、相手からすると「左目」となるのと同じですね。
尚、現在の天皇皇后両陛下が並ばれる時は「国際儀礼」に基づいています。
こちらの明治天皇、昭憲皇后(正式には昭憲皇太后)のお写真は日本本来の伝統礼法に基づい左に明治天皇、右に昭憲皇后となってますね(左上位)。
日本の「左上位」の考え方
一般的には「天子は南面す」の考え方から玉座は南に向かって置かれる。ということは、太子は南を向いて座るわけです。すると、左が東、右が西となり、太陽が昇る「東」つまり「左」が尊重されたというわけですね。
その他にも、舞台は左(客席から見たら右側)が上手(かみて)となりますし、和服も着方も左襟が前になります。
さらに、これは個人的見解ですが、以前ブログで書いた古事記の物語。(ダイジェストで詳しくは書いておりません)
国生みの場面で、天の御柱(あめのみはしら)を回る時、男の神である伊弉諾尊(いざなぎのみこと)は柱を左回り、女の神である伊弉冉尊(いざなぎのみこと)は柱を右回りにまわってます。もしかしたら、このあたりも関係してくるのかもしれません。あくまで個人的見解です。
男雛、女雛の飾り位置一つとっても非常に興味深いですね!明日の「後編」は今回の「左上位」の考え方を元に、男雛・女雛の飾り方だけでなく、お雛様全体の飾り位置について触れていきます。また、歌「うれしいひなまつり」の歌詞の中の2つの大きな間違いにも触れていきます。明日もお楽しみに!
「後編」はこちらからチェック!
以上、チェックでした!
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「日南キャンプ19日目、3度目の紅白戦」
白組の先発は福井。コントロールにばらつきがあるもののストレートはまずまず走っとる。2回を無失点。紅組の先発岡田は初回は無失点に切り抜けるも2回裏に2失点。
ドラ3ルーキーの床田(ゆかだ)は2番手として登板。2回を1安打無失点に抑える好投を見せると、同じく2番手で登板したドラ1ルーキーの加藤も同じく2回を1安打無失点に抑える。
中でも左腕、床田の評価が上昇中。戸田、うかうかしとれんね!
ほいじゃあ、また!
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チェック社長(小川真平)
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