こんにちは!チェック社長こと、サンモルトの小川真平(@Shinpei_Ogawa)です(*^^)v
平成27年(西暦2015年)9月より始めた「鞆空き家再生プロジェクト」。令和3年(西暦2021年)1月26日より、第7弾がスタートしました!
前回のブログはこちら
毎週木曜日AM(9時30分~12時頃)は片付けDAY!といっても2時間30分びっちりやっているわけではなく、ゆる~く集まり、疲れたり飽きたらおしまいっ!(笑)
無理せず、楽しく「良い加減」がモットーです。
令和3年(西暦2021年)1月26日からスタートした空き家の片付け、清掃。それからちょうど1か月が経過した時、中国新聞にこんな記事が。
第7弾の場所は地元で言う「中村薬局」だった場所、いわゆる「旧中村家」です。この記事を見る前に「鞆の浦歴史民俗資料館(以下、資料館)」の方々に、中の写真や書類などを見てもらう予定になったので、凄いタイミングだなぁと思いました。
ちなみに「資料館」の方々に見ていただいた時のブログはこちら。
そして「中村家文章等」の寄贈を受けて、発行された記念パンフレットがこちら。
この中に、令和3年1月20日に亡くなられた広島大学名誉教授、青野先生の「中村家文章の意義と価値」という文面が記載されているので、ご紹介していきます。
中村家は戦国後、大坂生玉(いくたま)神社前で漢方医を開業していたが、災害で家が流れ、鞆の友人の誘いもあり転居した。鞆は酒の産地、日本の海上交通の要地、他国商事の盛んな所で、家業を生かし生業(なりわい)をたてるには最適と考えて、また生薬と酒粕を原料として薬酒を造る家は福山城下・鞆に一軒もなく、万治2年(1659年)名酒=保命酒(ほめいしゅ)を造り始めた。
貞享2年(1685年)福山藩に保命酒をはじめ四種の名酒を献上し、宝永7年(1710年)保命酒の独占権を獲得し、享保17年(1732年)保命酒をはじめ九品種の名酒を完成し、明和3年(1766年)正月「名酒家伝記」によると、必要な時に必要な名酒を必要な量生産することに成功した。それまで四代の約百年余の絶えざる研究を代々続けた結果であった。四代の半ば頃から今までの品質第一の生産から五代特に六代孟政、八代政顕、九代政蕃、十代政長の時代、販売に重点を移し、あらゆる面で化政期(江戸時代後期)に全盛期を迎える。
その事によって、上方の文化人茶人等との交流が盛んになり、船を仕立て供を連れて定宿を拠点に三、四年に一度、約二カ月滞在して友人との交流、茶の湯寺社の参詣、町の見物買物などを楽しみ、情報を集め商売をしている。また、自然に町の宿老や宿老頭取、湾港の諸事業の役職につき、御船座(江浦)や洋艦「順風丸」建造(雛形・中浜万次郎作成)の現地(鞆仙酔島田浦)支配人、藩主以下藩の役人らの賄方(まかないかた)責任者に就任、特に船焚(ふなだて)が盛んで化政期年間、大・中・小約千艘の船が鞆港で船焚(ふなだて)をしていた。また、藩主が度々鞆に来ると祇園社参詣、鯛網見物など必ず中村宅へ、鞆奉行らも度々出入りし(朝宗亭)、三条実美らが京都追放の途中、中村家で休息する。さらに、将軍に献上、老中として米国人などの接待に用い、これらの事が保命酒など九名酒の生産・販売に好影響を与えた。
加えて販売を強化するため、主として関西の文化人らに宣伝文を依頼、数十人が送っており、「舌鼓うつをさ可那也(かなや)保命酒」(梅室)ら。容器に色絵付、遂に陶器生産まで始めた。茶の湯が盛んで本宅に独立の二時庵と多くの茶室が、また隠居宅(朝宗亭)に独自の又喜庵がありこれも利用した。なお、鞆は朝鮮通信使の宿泊所、西洋人シーボルトが資料収集(植物・岩石など)案内依頼のために出入りをしていた。
このように見ると中村家は日本の文化と東洋・西洋などの文化交流の場でもあり、その様子が見てとれる稀な歴史を内包した日記、文書類であると言えよう。
一部、原文のままではなく、読みやすい漢字などに変換しております。
薬研が出てきたり、玉津島の波止工事が載っていた貼り交ぜ屏風が現存していたのと繋がりました。
コンセプト概略
ざっくり手書き図面(アバウト)。
土間部分は「フレキシブル」に使えるようにしたい。レンタルスペース感覚で、時間貸し、日貸しなど「気軽に鞆で出店できる」環境にしたい。
軽トラ市(月1)→ レンタルスペース(時間単位、月に1日~30日) → リアル出店(別物件にて)
レンタルスペース利用金額 | |
火曜日~木曜日 | 3,000円/日 |
月曜日・金曜日 | 4,000円/日 |
土曜日・日曜日・祝日 | 5,000円/日 |
いきなりリアル店舗よりは「お試し」ができた方がいんじゃないかと。
そして、その他のスペースはオフィス(事務所)、シェアオフィス、コワーキングなど。こんな人に集まってほしいというのは「アート、文化、ものづくり(食も文化)」など。鞆は刀鍛冶にはじまり、船具、鉄鋼と「ものづくりの町」でもある。
そういった方は「仕事=発信(表現、デザイン)」となっている。活動しながら鞆のことも発信できる。まさに一石二鳥?さらに、三人寄らば文殊の知恵ではありませんが、集まることによって生まれるシナジーもある。
まだガッチリとコンセプトが定まっているわけではありませんが、雑記、メモ書きとして。
では、また明日!
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2021年5月12日(水)の試合
広島 0-0 ヤクルト
先発の森下は与四球6と制球に苦しみながらも7回を無失点に抑える。8回は塹江が登板し無失点。
打線は5安打無得点。
9回裏は栗林が登板し、無失点。これで栗林は16試合連続無失点。凄いのひとこと。セーブつけてあがれんくてすまぬ…。
逆に打線は20イニング無得点。点獲らんと勝てん。好材料は、プロ初スタメンとなった正隨が1安打放ったことか。
ほいじゃあ、また!
【チーム成績(2021年5月12日現在)】
順位 | 試合数 | 勝 | 負 | 分 | 勝率 | 勝差 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
5 | 37 | 14 | 19 | 4 | .424 | 9.5 | 107 | 133 | 25 | 16 | .252 | 3.30 |
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チェック社長(小川真平)
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