こんにちは!チェックです。
さて、二日空いちゃいましたが(覚えてますか??)
あれと一緒の「あれ」とは何かをお話していきましょう!
先日のブログを読まれてない方はこちらから
福山青年会議所の委員長との意見交換・おのみち家族の台所視察報告
前回のブログを少し振り返ると…
福山の人って「情報を共有したがらない」傾向にある。
これが「ある事」に似とるという内容の話でした。
「何に似てる」のか。それは「うずみ」と一緒なんよね。
福山市の郷土料理うずみ
まずは「うずみ」を知らない方のために少し解説しましょう!
市外、県外の方はもちろん、地元福山市の方でも
もしかしたら知らん人がおるかもしれん。
うずみとは、ご飯の下(中)に具材が埋めてあり、
これに出汁がかけてあるちょっぴり変わった郷土料理のこと。
時は江戸時代にさかのぼり、福山藩初代藩主
水野勝成(みずのかつなり)の時世。
当時、ぜいたくを禁じられていた庶民がご飯の下に
具材を埋めて(隠して)食べたのが始まりとされています。
っと、ここで一つの疑問が浮かぶんよね。
ぜいたくを禁じられていて、ご飯の下に具材を隠すのは
いいですが、いったい誰が見るのでしょうか?
突撃!隣の晩ごはんのヨネスケばりに
役人の突撃訪問があったんじゃろうか?
バンッ!!(いきなり扉を開けた音ね)
役人「お主の家はぜいたくな品を食べておるな!!
けしからん!!ひっとらえい!!」
町人「ひぇ~~~~~~」
なんてことがあったのでしょうか?(笑)
そんな出来事があり「うずみ」が生まれた。
そしてそれ以降は…
バンッ!!(いきなり扉を開けた音ね)
役人「うむ!お主の家は白飯だけか!!
ぜいたくはしておらんようだな!さらばじゃ!!」
町人「…ほっ」
…ほんまかいな(笑)
もしくはこんなやりとりがあった。
隣人「ちょっとお醤油かしてちょうだい!あら?
お宅はずいぶんぜいたくな品を食べとんじゃねぇ~
ええねぇ、うちじゃそんなぜいたく品食べれんのに。
はぁ~うらやましこと!!」
それ以降、ぜいたくな具材を隠すことにしたのであった。
どっちも勝手に考えたフィクションじゃけど、いまいちピンと来ない。
「隠すような具材」を買えとる時点で、倹約からほど遠い気がする。
とすれば、町の食事処で役人の目を気にしてこっそり出していたか、
もしくは裏メニューだったか。
まぁ、真実は分からんけど、「隠す」「埋める」といった
過去の文化や習わしが現在にも影響を与えとる。
だから情報を共有したがらない。
福山には「ぜいたくな具材」がたくさんある。
けど、それを「うずみ」のようにうずめとったらいけん。
表に出てこそ価値が分かる。
そしてそれが伝わらなければ、存在しないのと同じ。
そういった意味では「歴史教育」も大いに関係しとんじゃろぉなぁ…。
以上、チェックでした。
共に地元を元気にしよう!
チェック社長(小川真平)
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